「叱られて伸びる人」なんて都市伝説です。「褒められて伸びる人」なら、たくさんいるけど。

2019/02/08

そこそこ長いこと管理職をやっていて、「叱られて伸びる人」を見たことがありません。

いや、これは勿論私の観測範囲の問題であって、この世に「叱られて伸びる人」が存在しない、と言っている訳ではないんです。

もしかすると、「叱責されたことや叱責された内容を糧として、大きく自分の能力を伸ばす人」というのが、世の中には数多存在するのかも知れません。

それを否定する気はありません。

ただそれでも、「叱られてもそれ程気にしない人」こそいるものの、大多数は「叱られたら単に委縮してしまうだけであって、立ち直るまでしばらくパフォーマンスが低下する人」であるように感じています。

そういった人は、立ち直った後でも別段能力が上がったりはせず、総合的なステータスは叱られる前と比して大差ないように見えます。

そもそも、「叱る意義」ってどの辺にあるんでしょうか?

勿論、何かしらミスや失敗があった場合、もうそれを繰り返して欲しくない、再発させたくないというのは、上司、管理職として当然のことです。

同じ間違いを二度しないこと、大事。とっても大事です。

ただ、その為に必要なのは恐らく

「失敗した原因の明確化」だったり

「再発防止策の策定」であったり、もっといっちゃうと

「人的ミスが発生する余地をなくす為に、当該部分をシステム化・自動化する」であったりしまして、「失敗した人を大声で怒鳴る」ことではないんじゃないかなあ、と、どうも私には感じられるんです。

実際のところ、ミスをした当人って、大抵の場合「自分がやってしまったこと」については自覚しているんですよね。

普通に仕事が出来る人であれば、自分のミスについて普通に「やっちゃったなー」と思う。https://blog.tinect.jp/?p=56021